【2026年5月最新】不動産市場はどう動いた?レインズ活用状況から見る売り物件・賃貸物件の最新動向|合同会社DH

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公益財団法人 不動産流通推進センターは2026年6月22日、同年5月度における「指定流通機構(レインズ)」の活用状況を公表しました。


今回のデータからは、売り物件の成約が好調を維持している一方で、賃貸市場の縮小傾向が続いているなど、現在の不動産市場のリアルな姿が見えてきます。


本記事で、最新の市場動向を分かりやすく解説します。

2026年5月 レインズデータ全体の概要

5月のレインズ全体(売り物件・賃貸物件の合計)の動きをまとめると、新規登録・成約報告・総登録のすべての指標で、前年同月を下回る結果となりました。


◆新規登録件数: 29万5,783件(前年同月比8.6%減) ※26ヵ月連続マイナス


◆成約報告件数: 4万9,728件(同6.3%減) ※4ヵ月連続減少


◆総登録件数: 76万9,229件(同3.5%減) ※24ヵ月連続減少


全体的な市場のボリュームは減少傾向にあると言えますが、「売り物件」と「賃貸物件」ではその内訳が大きく異なります。

【売り物件】成約数は19ヵ月連続で増加!活発な取引が続く

特徴

売り物件(売買市場)においては、物件の動きに非常に興味深い特徴が見られます。

指標 件数 前年同月比 傾向
新規登録件数 118,098件 2.5%減 5ヵ月連続でマイナス
成約報告件数 20,656件 0.8%増 19ヵ月連続で増加
総登録件数 440,892件 4.7%増 6ヵ月連続でプラス

売り物件の注目ポイント

驚異的な成約の伸び: 成約報告件数は前年同月比0.8%増となり、これで19ヵ月連続の増加となりました。購入需要が依然として強いことを示しています。


総在庫(総登録)は増加: 新しく売りに出される物件(新規登録)は減っているものの、市場全体の在庫(総登録)は6ヵ月連続でプラスとなっています。選択肢が適度に確保されつつ、取引が活発に行われている状況です。

【賃貸物件】新規供給・成約ともに減少トレンドが継続

減少トレンド

一方で、賃貸市場は長期的な減少トレンドから抜け出せていない状況が浮き彫りになりました。

指標 件数 前年同月比 傾向
新規登録件数 177,685件 12.2%減 51ヵ月連続で減少
成約報告件数 29,072件 10.7%減 5ヵ月連続でマイナス
総登録件数 328,337件 12.8%減 45ヵ月連続で減少


賃貸物件の注目ポイント

長期にわたる市場縮小: 新規登録は51ヵ月連続、総登録は45ヵ月連続のマイナスと、数年単位で賃貸市場の物件数(流通量)が減少し続けています。


需要も一服感: 成約報告件数も5ヵ月連続で前年を下回っており、供給(物件数)の減少に伴って取引全体のボリュームも小さくなっていることが伺えます。

まとめ

今不動産を「売る」「買う」ならどう動くべき?

2026年5月のデータから、現在の不動産市場は「売買が活発で、賃貸がやや停滞している」という二極化の傾向がより強まったと言えます。


物件を売りたい方(売却検討者): 成約数が19ヵ月連続で増えているため、需要は非常に高い状態です。売り時としては悪くないタイミングですが、総登録件数(ライバル物件)も増えているため、適切な価格設定と不動産会社選びが重要になります。


物件を買いたい方(購入検討者): 市場全体の在庫(総登録)は増えているため、物件選びの選択肢は広がっています。ただし、良い物件はスムーズに成約していく傾向にあるため、情報収集のスピードが鍵となります。


今後も金利動向や社会情勢によって市場は変化します。最新の統計データをチェックしながら、最適なタイミングを見極めていきましょう。

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