6月のレインズ、新規登録が27ヵ月連続減|2026年最新データから見る不動産市場の現状と今後の売却戦略|合同会社DH

query_builder 2026/07/23
不動産市場 媒介契約

2026年6月に公表されたレインズ(指定流通機構)の最新データでは、新規登録件数が前年同月比6.8%減となり、27ヵ月連続で減少しました。


一方で、売買市場を見ると「売却物件の成約件数」は前年を上回る状況が続いており、不動産市場では興味深い動きが見られます。


「市場は冷え込んでいるの?」

「今は家を売るべき?」

「売却価格は下がる?」


このような疑問を持つ方も多いでしょう。


この記事では、2026年6月のレインズデータを分かりやすく解説するとともに、不動産売却を検討している方が知っておくべきポイントを詳しく解説します。

レインズとは?

不動産会社だけが利用できる不動産情報ネットワーク

レインズ(REINS)とは、「Real Estate Information Network System」の略称で、不動産会社だけが利用できる不動産情報ネットワークです。


宅地建物取引業者が媒介契約を締結した物件を登録し、全国の不動産会社が情報を共有しています。


レインズのデータは、


・売り物件の供給状況

・成約状況

・市場の動向


を把握するための重要な指標となっています。

2026年6月 レインズ全体の動向

今回発表された主なデータ

今回発表された主なデータは以下の通りです。

項目 前年同月比
新規登録件数 31万414件(▲6.8%)
成約報告件数 5万2,288件(▲7.3%)
総登録件数 77万9,136件(▲2.9%)

特に注目したいのは、


新規登録件数が27ヵ月連続で前年割れ


という点です。


つまり、 市場へ新しく出てくる物件数が約2年以上減り続けていることになります。


売買市場はどうなっている?

新規登録

12万3,255件


前年同月比


▲0.5%


6ヵ月連続で減少しています。

成約件数

2万2,518件


前年同月比


+1.0%


なんと20ヵ月連続で前年を上回っています。


つまり、


市場へ出る物件は減っているものの、売れる物件はしっかり売れている


という状態です。

総登録件数

44万3,165件


前年同月比


+4.7%


7ヵ月連続で増加しています。


これは過去から売れ残っている物件も含め、売り物件全体の在庫は増えていることを示しています。

賃貸市場の動向

新規登録件数

賃貸市場はさらに厳しい状況です。


18万7,159件


前年同月比


▲10.6%


52ヵ月連続で減少。


約4年以上も減少が続いています。

成約件数

2万9,770件


前年同月比


▲12.7%


6ヵ月連続のマイナス。

総登録件数

33万5,971件


前年同月比


▲11.4%


46ヵ月連続で減少しています。

なぜ新規登録件数が減っているのか?

① 売主が様子見している

考えられる要因はいくつかあります。


近年は価格上昇が続いていたため、


「もっと高く売れるかもしれない」


と考える売主が増えています。


そのため市場への供給が抑えられています。

② 建築コストの高騰

新築価格が上昇すると、

既存住宅も値崩れしにくくなります。


その結果、


売却を急がない売主も増えています。

③ 金利上昇の影響

住宅ローン金利は徐々に上昇しています。


そのため購入を慎重に考える人が増えています。

④ 人口減少による地域格差

都市部では需要がありますが、

地方では供給が多く需要が弱い地域もあります。


地域による差がますます広がっています。

成約件数が増えている理由

「売れる物件」と「売れない物件」の二極化

供給が減っている一方で、

人気物件はすぐ売れています。


理由は、


・駅近

・築浅

・管理状態が良い

・リフォーム済み


など条件の良い物件に購入希望者が集中しているためです。


つまり、


「売れる物件」と「売れない物件」の二極化


が進んでいます。

売却を考えている人へのポイント

① 査定価格だけで会社を選ばない

高い査定価格を提示する会社が必ずしも高く売れるとは限りません。


重要なのは、


・販売戦略

・写真

・広告力

・価格設定


です。

② 売り出し価格が重要

最初の価格設定が高すぎると、

長期間売れ残る可能性があります。


結果的に値下げを繰り返し、

相場より安く売却してしまうケースもあります。

③ 地域の成約事例を見る

同じマンションでも、

階数や向き、リフォーム状況によって価格は大きく異なります。


最新の成約事例を把握することが重要です。

④ タイミングを逃さない

現在は、


供給が少ない一方で購入希望者は一定数います。


条件が良い物件であれば、

高値で売却できる可能性があります。

媒介契約の傾向

新規登録

今回のデータでは、

媒介契約の種類にも特徴がありました。


≪新規登録≫


◆専属専任媒介:11,378件

◆専任媒介:42,549件

◆一般媒介:25,837件


専任媒介が最も多く選ばれています。

成約件数

≪成約件数≫ 


◆専属専任媒介:3,087件

◆専任媒介:11,873件

◆一般媒介:2,574件


専任媒介による成約が圧倒的多数を占めています。


これは、

販売活動を一社に任せることで、

積極的な営業活動につながっている可能性があります。


ただし、媒介契約の種類にはそれぞれメリット・デメリットがあるため、ご自身の売却方針に合わせて選ぶことが大切です。

今後の不動産市場はどうなる?

東京23区や人気エリアでは需要が底堅く推移

今後は、


・金利動向

・建築費

・景気

・人口動向


などが市場へ大きく影響すると考えられます。


一方で、


東京23区や人気エリアでは需要が底堅く推移しており、


条件の良い物件は引き続き高値で取引される可能性があります。


一方、築年数が古い物件や郊外エリアでは、価格競争が強まるケースも想定されます。


そのため、「いつ売るか」だけでなく、「どのように売るか」がこれまで以上に重要になっています。

よくある質問(FAQ)

Q1. レインズとは何ですか?

不動産会社が売却物件や成約情報を共有するための指定流通機構です。

Q2. 新規登録件数が減ると価格は上がりますか?

必ずしも上がるわけではありません。地域の需要や経済状況、金利なども価格に影響します。

Q3. 今は売却に向いていますか?

人気エリアや条件の良い物件は比較的売却しやすい市場といえます。ただし、物件ごとの状況や地域性を踏まえた判断が重要です。

Q4. 査定は無料ですか?

多くの不動産会社では無料査定を実施しています。

Q5. 媒介契約はどれを選ぶべきですか?

売却方針や希望条件によって異なります。


担当者と十分相談して決めましょう。

まとめ

エリアごとの需給バランスや適切な価格設定、販売戦略が成功を左右

2026年6月のレインズデータでは、新規登録件数が27ヵ月連続で減少し、不動産市場への新規供給は引き続き少ない状況となっています。


その一方で、売買物件の成約件数は20ヵ月連続で前年を上回っており、条件の良い物件は引き続き動いていることが分かります。


不動産売却では、市場全体の動向だけでなく、エリアごとの需給バランスや適切な価格設定、販売戦略が成功を左右します。


「相場が上がっているから」

「ニュースで価格上昇を見たから」


と判断するのではなく、まずは現在の市場価値を正確に把握することが重要です。


合同会社DHでは、地域の最新成約事例や市場データをもとに、一人ひとりの状況に合わせた売却戦略をご提案しています。


不動産売却をご検討中の方は、お気軽に無料査定・ご相談をご利用ください。

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合同会社DH

住所:東京都中野区若宮1丁目29−1

電話番号:03-6820-7428

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